ブラーバ380jを購入して1年が経ちました。
購入する前は、「ブラーバって本当に綺麗になるの?」とか「そのうち使わなくなりそう」とか色々悩んでいましたが、購入して大正解でした。
これからブラーバを買おうと思っている方に向けて、ブラーバの機種はどれが良いか、口コミや使った感想などについてご紹介します。
参考になれば幸いです。
ブラーバの機種まとめ(380j・371j・380t・320・ジェット)
ブラーバの機種は全部で5種類あります。
- 「ブラーバ371j」・・・急速充電スタンドなし・クロスが多め
- 「ブラーバ380j」・・・急速充電スタンドあり
- 「ブラーバ320」・・・ブラーバ371jの海外版(黒色)
- 「ブラーバ380t」・・・ブラーバ380jの海外版(黒色)
- 「ブラーバジェット240」・・・水を出して掃除するため、洗浄力が高い・専用クロスが必要
結果的には、ブラーバ380jを購入すれば間違いないのですが、その理由についてご紹介します。
380jと371jの主な違いは、急速充電スタンド
380jと371jの主な違いは、急速充電スタンドがあるかないかです。ブラーバ本体の機能は全く同じです。
急速充電スタンドとは、ブラーバを立てて充電するためのスタンドのことです。
急速充電スタンドがあれば、充電が2時間で終わりますが、直接ブラーバに電源コードを差し込んで充電する場合は4時間かかります。
急速充電スタンドがない場合は、ブラーバをひっくり返して、電源コードをブラーバに直接差し込む必要があります。
毎回、ブラーバをひっくり返して充電するのはかなり面倒なので急速充電スタンドはあった方が良いと思います。
また、後から急速充電スタンドだけを購入することが出来ません。(380jを購入した場合は後から購入することも可能なようです。)
371jと380jで2千円しか違わないので、380jがおすすめです。
371jにはクロスが多めに付いてくるけど、、、、
ちなみに、371jの場合はクリーニングクロスが多めに付いてきます。
ただ、この付属のクロスは毎回洗う必要があり、かなり面倒です。特に水拭きのクロスは洗わずに使うと、逆に部屋が臭くなります。。。。
後ほど、1年間使った感想のところで詳しく説明しますが、私の場合は市販のクイックルワイパーなどを使って、この付属のクロスは使わないようにしてます。
320と380tはブラーバの海外版
ブラーバ320と380tは、ブラーバの海外版です。国内版が白色であることに対して、海外版は黒色でカッコイイですよね。
機能もほぼ同じなので「欲しいなー」と思うところですが、アイロボット社の公式サポートが受けられないとか国内の電波法に違反するとか色々と注意点があります。
ブラーバの国内版と海外版の違いと購入時の注意点などの詳細は「ブラーバ380jと380tの違いは?380tを買わない方がいい理由は?」をご覧下さい。
ブラーバジェットはランニングコストが高い
ブラーバジェットは水を噴射して汚れを浮かせてから拭き掃除するタイプのブラーバで、普通のブラーバよりも掃除能力は高いです。
しかし、ブラーバジェットは専用のクロスを使用する必要があり、このクロスが非常に高いです。
ブラーバジェットを1回動かすために1枚使う専用クロスが、10枚で950円(税込)もします。1回95円です。週2〜3回動かすと考えると、月々1,000円ほどかかります。
ブラーバ380jの場合は、市販のウェットシートも使えるため、同じように週2〜3回動かしても月々50円未満で済みます。
何年も使うことを考えると、ランニングコストで月1,000円、年間12,000円かかると考えると、ちょっと手を出しづらい商品です。
ブラーバ380jの基本機能
ここからはブラーバ380jの基本機能についてご紹介します。
ブラーバにはドライモードとウェットモードがある
ブラーバにはドライモードとウェットモードがあります。
モードによってブラーバの動き方が違っていて、ドライモードは直線的に動いて掃除します。
一方で、ウェットモードは同じ場所を3回掃除するように動きます。
このように、モードによって動きに差がある理由としては、ドライモードはゴミを集めるのがメインで、ウェットモードはゴシゴシ拭いて綺麗にするのがメインだからです。
また、モードによって使用するパッドも異なります。
ドライモードのパッドは、クロスをパッドに挟み込んで使います。
ウェットモードは、パッドに水を入れて、マジックテープで止めます。
どちらのモードで動かすかは、ブラーバの前面にあるボタンを押して決めます。
ちなみに、ドライモードのパッドを付けて、ウェットモードのボタンを押すと、ウェットモードの動き(同じ場所を3回)で掃除をしてくれますよ。
ルンバのようなタイマー機能や自動で充電する機能はない
ブラーバには、決められた時刻に動き出すタイマー機能や、電池がなくなってきた時に充電場所に自動で戻るような自動充電機能はありません。
ただ、ブラーバはスタートした場所を記憶しており、掃除が完了するとスタート地点に戻るようになっています。
ルンバのように何か物を巻き込んだりしないため、掃除が終わると大体元の場所に戻っておいてくれます。
ブラーバ380jの口コミ
「Amazonレビュー」から引用して、良い口コミと悪い口コミをまとめました。
良い口コミ
まずはブラーバ380jの良い口コミです。音が静かという声が多いですね。
静かなので、寝てる間に掃除が終わってる。
ホントに買ってよかった。
今までで一番買って良かった家電です!その仕事ぶりに、いつも「ありがとう!」と、声かけしてます。
静かに仕事をしてくれて、夜のくつろぎに全く邪魔しない、ホントにありがた〜い家電です。
「水拭きできるのが良い」という口コミもたくさんありました。
水だけでこんなにスッキリするのかとびっくりしました。水拭きをいかにサボってたか。。。お恥ずかしい限りです。
ブラーバちゃんが乾拭き→水拭きをしてくれただけで本当にスッキリしました。
ここまでブラーバちゃんがやってくれたので、年末までにはワックス掛け頑張れそうな気がします。
市販のシートを使っている人が多いようです。
ルンバに比べると圧倒的に静かに掃除をしてくれます。
ルンバは回転ブラシなどにケーブルを巻き込んだり目が離せませんがブラーバはそういうトラブルは少ないですね。
市販の床拭き用シートをセットできるのでとても楽ちんです。
子供のいる家庭でも重宝するという口コミもありました。
毎日使用しています
自宅はフローリングで子供が2人います
掃除機でゴミはその都度吸えて掃除出来ても、それ以上は中々出来ませんでした
市販のフローリング用ウエットシートが使えます
毎日使いにはまずウエットシートでお掃除
あとは簡単に掃除機をかけるだけでピカピカ
1歳と4歳の子供が居ます。日頃は掃除機で掃除をしています。ルンバとブラーバと悩んで、ブラーバにしました。
とても静かで、テレビなど見ていても邪魔になりません!日頃出来ない水拭きが気軽に出来て嬉しいです!ヨダレ垂らして動き回る子供が居ると、知らず知らずのうちにヨダレのシミが出来てますが、お部屋全部水拭きやってくれるので、スッキリします!
良い口コミをまとめると
- 音が静かで、夜中でも使える
- 水拭き出来るのが良い。フローリングが綺麗になる
- ルンバと違ってコード類を巻き込むことがない。子供がいても安心
- 市販のウェットシートが使えるのが便利
などなどです。
悪い口コミ
続いて、悪い口コミです。
市販のクイックルワイパーを使ってたら、ゴミ部分が壊れて修理費用に1万円と言われたという口コミです。
週に2回クイックルワイパーの替えシートをつけて、拭き掃除モードでブラーバ380jを使用していました。
駆動部分のタイヤには滑らないように薄い黒のゴムが巻かれているのですが、これが使用1年を過ぎたあたりに、片方のゴムのつなぎ目が伸びきってきて、ベロベロに。左右の推進力のバランスが悪くなるので、ブラーバが同じところを行き来するようになりました。公式サイトで替えゴムは購入可能な部品として出ていなかったので、アイロボットサービスセンターに問い合わせ、その結果は、「ゴムだけは売っていないので、修理引き取りで、駆動部分の全体を取り換えになる、正確な費用は不明だが、1万円は越すだろう。」と言われました。
タイヤにはかせてあるゴムは薄く、すぐ伸びます、そして、これなかったら致命的。でも そのゴム1個でこの修理価格だとのこと、酷すぎませんか。
同じくタイヤが故障したという口コミです。
ホイールの柔らかいスポンジタイヤは保証期間内ではアイロボットで無償修理してもらえるがJoshin上新電機の5年延長保証では対象外になります。
1年強でタイヤは横滑りを始めます。保証期間内で修理をしないと本体代金の3分の1の金額、修理費【10,850円】が請求されます。
注意して下さい。
掃除する力が弱いという意見もありました。
掃除する力はあまりにも弱いので、失敗な買い物でした。残念……
買ってから一度もまともに掃除をしてくれた事がありません。食器棚、冷蔵庫、ドアにぶつかって、そのままピーピー言いながら止まってしまいます。
もう少しマシな製品かと思っていたのですが、本当に最低です。アイロボット社もロクな対応をしてくれないので、もう2度と買いません。本当に最低な買い物でした。
まとめると、、
- タイヤ部分が壊れたという人が数名
- しっかり掃除ができていない
- 音が「ピーピー」うるさい
などなどです。
故障しやすいというスポンジタイヤとは?
故障しやすいという口コミの多かったスポンジタイヤとは、これのことです。
横から見ると、確かに薄いゴムが何層か巻かれているようです。
確かにゴムが薄くて何か強い圧力がかかると、破けそうではあります。私の場合は、まだ壊れていませんでしたが、床に余計なものを置かないなど、注意して使った方が良さそうです。
ブラーバ380jを1年間使った感想
私が使った感想としては、口コミでも書かれていた通り、
- 音が静かだから、在宅時や夜でも動かせる
- 水拭きすると、フローリングがめっちゃ綺麗になる
- ぶつかっても安全なので、子供がいる家庭におすすめ
と感じて、大変満足しています。
ただ、それだと同じ話が続いてしまうので、あえてここはブラーバで微妙だなと思ったところについてご紹介したいと思います。
本当に音が静かだけど、ゴミは吸わない
ブラーバは本当に音が静かです。夜に動かしても全く気になりません。
ルンバと違って、ブラーバが静かなのは「ゴミを吸わない」からです。
ブラーバはあくまでゴミを寄せるだけなので、目に見えるゴミが多い時は、まず掃除機やルンバをかけてから、ブラーバをする必要があります。
ブラーバ単体で掃除するのは難しいと思います。このあたりの体験談は、「ブラーバとルンバはどっちがおすすめ?結局、両方いる!って話」で細かくまとめました。参考にしてください。
付属のクロスは、ほぼ使わない
ブラーバには付属のクロスがありますが、ほとんど使いません。
クロスは使用後に洗う必要があります。特に、水拭き用のクロスはしっかり洗わって乾かさないと、クロス自体が臭くなってしまいます。
濡れたクロスを放置して、そのまま使用すると、部屋が臭くなってしまいます。私も何度か臭いクロスを使ってブラーバを動かしたので、妻にひどく怒られました。。。。
という訳で、面倒くさがりな方は市販のウェットシートがおすすめです。
特におすすめなのが、ニトリのウェットシートです。
ニトリのウェットシートは、格子柄の凹凸のあるシートで、ゴミをしっかり取り除いてくれます。さらに20枚入りで95円(税別)と非常にコスパがいいです。まさに、「お、ねだん以上」です。
エラーの音の意味が分からない
ブラーバはルンバと違って、何かエラーが発生すると「ピーピー」という音で知らせてきます。ただ、この音が何を意味しているかは全然覚えられません。
ルンバの場合は、「Please Charge Roomba」というように、簡単な英語で喋るため、まだ分かりやすいです。
ブラーバは「ピッピッピ」や「ピーピーピー」など、音の回数やリズムで覚える必要があります。
一応、ブラーバの公式サイトで音の意味が紹介されています。これを見ればエラーの意味は分かりますが。。正直面倒です。
まとめ
ブラーバの機種を比較した上で、ブラーバ380jの口コミや使った感想についてご紹介しました。
ざっくりまとめてみました。
- ブラーバは380jを買うべき
- ブラーバはドライモードとウェットモードの2種類がある
- コスパを意識するならニトリのウェットシートを使って水拭きする
- ブラーバだけでは掃除しきれないので、ルンバなどの掃除機と併用する
これからブラーバを買おうかなと思っている方の参考になれば幸いです。
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