これまで私は睡眠時間や眠りの深さを記録する睡眠アプリとして「SleepMeister(スリープマイスター)」をおすすめしてきました。
しかしそんな「SleepMeister」に強敵が現れました。
それが熟睡アラームという睡眠アプリです。
今回は「熟睡アラームの使い方」、「熟睡アラームが他の睡眠アプリよりも優れている点」について御紹介したいと思います。
熟睡アラームとは?
熟睡アラームとは、眠りの深さや睡眠のリズムなどを記録し、睡眠の質の改善に役立てる睡眠アプリです。iPhoneでもAndroid(アンドロイド)でもどちらでも無料で使用できます。
画面はこんな画面です。
アラームをセットし、スマホを枕元に置いて寝ると、次の日には眠りの深さや睡眠のリズムなどの情報が記録されています。
熟睡アラームの特徴は他のアプリと比べて「機能が豊富であること(特に睡眠結果の分析)」や「眠りの深さの記録が正確であること」等が優れている点です。詳細は後ほどご説明します。
熟睡アラームの使い方
熟睡アラームの使い方は非常に簡単で3つの手順を踏めば睡眠結果を計測することができます。
- アラームをセットする
- 記録開始ボタンを押す
- 枕元にスマホを置く
以降、実際の画面で操作方法をご説明します。
アプリを起動した画面はこちらです。画面上部に「アラーム設定」、画面下部に「記録開始ボタン」があります。
まず、画面上部のアラーム設定を押下すると、「アラーム時刻」、「アラーム音」等、様々な項目が設定できます。
アラームの設定が終わり、「おやすみ」を押下すると以下の画面のように画面下のメッセージが「起きる」に変わります。
この画面でスマホを充電器に差して枕元に置いて寝ればOKです。朝起きると、以下のような睡眠記録が計測されています。
画面下には睡眠の深さが時系列で表示されており、結果として深い睡眠率が表示されています。
また、真ん中のレーダーチャートでは6つの観点で睡眠結果を分析しています。各項目の意味についてご説明します。
- 就寝リズム:過去3日以上の記録と比較して就寝時刻のズレが小さいほど高評価となります。
- 起床リズム:過去3日以上の記録と比較して起床時刻のズレが小さいほど高評価となります。
- 美容:入眠から3時間後の時間帯でどれだけ身体を休める睡眠ができたかの割合で評価を算出します
- 肥満予防:理想の睡眠時間を7時間とし、実際の睡眠時間との差で評価を算出します
- 浅い眠り:7時間睡眠のうち標準的な浅い眠りの時間をもとに、浅い睡眠時間と比較して評価を算出します
- 深い眠り:7時間睡眠のうち標準的な深い眠りの時間をもとに、深い睡眠時間と比較して評価を算出します
睡眠を記録するだけで、眠りの深さがグラフでわかったり、簡単な分析までしてくれるのは良いですよね。
熟睡アラームの機能について
熟睡アラームには無料なのに、機能が充実しているという特長があります。機能の一部をご紹介させていただきます。
これでぐっすり!熟睡サウンド機能
眠りにつく時に音楽を流す機能です。音楽はスマホのミュージックからも選択できますので、自分の好きな音楽を聴いて寝ることができます。
ちなみに、寝る時に聴く音楽はクラシックが良いそうです。特にモーツァルトの音楽は体の生体機能に良い影響を与え、眠りにつきやすくなるそうです。
睡眠アプリの仕組みがわかる!?センサーテスト機能
熟睡アラームでは眠りの深さを測るためにスマホの傾きセンサーを利用しています。スマホの傾きによって、人が動いているか(体動があるか)を検知しています。この体動の有無から眠りの深さを計測していることになります。
このセンサーテストではその傾きセンサーが強すぎるもしくは弱すぎる等のテストをするものです。以下のような画面でスマホを揺らすと、体動がある=眠りが浅いと判断されます。
ただ正直、このセンサーテストをしても「このぐらいの強度が良いな」といったことまではわかりません。「あ、スマホをこれぐらい傾けたらこれだけ眠りが浅いって判断してるんだ」というのがわかる程度です。。。
問題を解かないとアラームを消せない!アラーム停止アクション機能
アラームが鳴った時にスマホでゲームをクリアしないとアラームが止まらないという機能です。実施するゲームは以下3つから選択できます。
- 仲間はずれ探し
- 計算
- シェイク
仲間はずれ探し
仲間はずれ探しは、同じ漢字が画面上にたくさん表示され、その中に一つだけ混ざっている違う漢字を選ぶゲームです。ゲームの難易度はレベル1〜3まで選択できるようになっています。
レベル1は比較的簡単です。これならできそうですね。
レベル3になると、「ん!?」寝起きじゃなくても難しい。。。。笑
計算
足し算や掛け算などの計算を行うゲームです。こちらも先ほどと同様に、難易度をレベル1〜3まで選べます。
レベル1は大丈夫ですね。
レベル3にドキドキしましたが、大丈夫な範囲でした。ただ、小学生の頃の方がもっと早く計算できたのでは!?と、自分の老化に気づかされるゲームです。
シェイク
シェイクはスマホを振ってアラームを止めるものゲームです。決められた回数分だけひたすらスマホを振ります。
シンプルに朝からこれはきついです。
20〜40回の間で設定できますが、40回も振るのは結構大変です。これも自分の老化に気づかされるますね。
熟睡アラームが他の睡眠アプリよりも優れている点は?
眠りの深さの測定が正確
熟睡アラームは他のアプリと比べて、眠りの深さの測定結果を正確(朝起きた時の自分の感覚に近い)に表示してくれます。
なぜ正確な測定結果が得られるかというと、熟睡アラームは他のアプリと比べて眠りの深さを測定する時間間隔が短いからです。
そのため、より正確(朝起きた時の自分の感覚に近い)な結果が得られるというわけです。
ただし、測定する時間の間隔が短い分、電池消費が激しいです。そのため、熟睡アラームを使用する時は、スマホを充電器に差して使用する必要があります。そこが少し面倒で難点です。
なお、睡眠アプリの最大の特徴は「眠りの深さが計測できること」だと思います。
その眠りの深さの測定結果が間違っている、もしくは自分の感覚と異なっていた場合、その睡眠アプリを使うが失せてしまうと思います。
その点でも熟睡アラームのように正確な測定結果が得られることは大事だと思います。
バリエーションに富んだ分析結果が得られる
「熟睡アラームの使い方」でも御紹介しましたが、「熟睡アラーム」では就寝リズムや起床リズムといった睡眠のリズムに加えて、美容や肥満予防といった独自の睡眠分析を行ってもらえるのが特徴です。
「SleepMeister」等のその他の睡眠アプリでは、睡眠の結果として得られる情報は「睡眠の深さ」や「睡眠時間」等の情報であり、睡眠のリズムに対する気づきや美容や肥満予防といった気づきは得られません。
ちなみに、熟睡アラームになくて、別の睡眠アプリにある分析機能として「本日の行動(運動や入浴や飲酒等)と睡眠の関係性」というものがあります。
この機能は、例えば「運動した日は質の良い睡眠がとれているか」や「アルコールを飲んだ日には質が悪くなっているか」等を分析することができます。
アラーム設定を複数保存できる
「熟睡アラーム」で、地味に重宝するのがこの「アラーム設定を複数保存できる」機能です。
これにより、「平日は7時にアラームを鳴らすけど、土日は8時にアラームを鳴らしたい」といったこと場合でも、毎回設定変更する手間が省けます。
ここで御紹介したのは「熟睡アラーム」のほんの一機能ですが、その他にもユニークな機能がたくさんあります。(また後日追記します。)
まとめ
熟睡アラームの良さについてわかっていただけましたでしょうか。もし伝わっていなければ、私も記事を見直したいと思います。笑
とはいえ、SleepMeisterもかなり良い睡眠アプリです。Androidユーザの方は、「熟睡アラーム」一択だと思います。(SleepMeisterはiPhoneに対応していないため)
ですが、iPhoneユーザがどちらを使うか迷った場合、以下の基準で選んでいただければと思います。
SleepMeisterがおすすめな方
- 本日とった行動と睡眠の質の関係から、睡眠の質を分析したい
- スマホを充電しながら寝るのが難しい(ベッドの近くにコンセントがない)
- 入眠時刻(眠りについた時刻)や中途覚醒(途中で起きる)の回数などの情報もとりたい
熟睡アラームがおすすめな方
- Androidユーザ
- 日々の睡眠リズムといった習慣から、睡眠の質を向上させたい
- 睡眠の記録を正確(より細かく)に取得したい
- アラームのスケジュールを複数保存したい
どちらもおすすめのアプリですが、最後は好みで分かれる気がします。参考になれば嬉しいです。
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