「iPhoneのブラウザが重くて、遅いなー」や「iPhoneの画面がうまく表示されない」なんてことありませんか?
そんな時には、ブラウザのキャッシュを削除してみてください。
ブラウザのキャッシュは高速に画面表示ができる一方で、キャッシュが溜まりすぎると画面表示が遅くなったり、画面がうまく表示されなくなることがあります。
今回はiPhoneのブラウザ(Safari、Chrome)のキャッシュを削除する方法についてご紹介します。手順はiOS10の手順です。
なお、MacでSafari(サファリ)のキャッシュを削除する方法はこちらの記事をご覧ください。
そもそもキャッシュとは?
キャッシュとは、一度訪問したWebサイトの画像や文字情報をブラウザにキャッシュとして保存しておき、次に同じWebサイトを訪問すると、ブラウザのキャッシュから情報を読み取ることでサイトを高速で表示する技術のことです。
このキャッシュをブラウザに保存しておくことで、Webサイトの表示が高速になりますが、ブラウザにキャッシュが溜まりすぎると、ブラウザが遅くなったり、最新の情報が表示されないといった不具合につながります。
そのため、iPhoneのSafariなどのブラウザの調子がおかしいなと思った時は、キャッシュの削除を実施してみてください。
iPhoneのSafariのキャッシュ削除方法
それではまず、iPhoneのSafariでキャッシュや閲覧履歴等を削除する方法についてご紹介します。
まずは、iPhoneの設定からSafariを選択します。
続いて、「履歴とWebサイトデータを消去」を選択します。
最後に、「履歴とデータを消去」を選択して完了です。
ちなみに、WebサイトデータとはCookieやその他のブラウズデータを指しています。その他のブラウズデータとは、閲覧履歴や検索履歴等を指しています。
つまり、この手順により、Safariのキャッシュに加えて、閲覧履歴や検索履歴等が削除されます。
なお、ブラウザでサイトに記憶しているIDやパスワードの情報は残りますのでご安心ください。
SafariのWebサイトデータが削除できない場合の対処方法
もし、Safariの項目で「履歴とWebサイトデータを消去」を押下できない場合、以下2点に該当しないかを確認してください。
- Safariがプライベートブラウズモードになっていないか
- Safariの機能制限がかけられていないか
1点目のプライベートブラウズモードになっていないかの確認は、Safariのブラウザの周りが「白色」ではなく、「グレー」や「黒色」になっていないかを確認してください。(詳細は後述します)
次に、2点目の機能制限については「一般」→「機能制限」からWebサイトの項目を変更していないか確認してください。
閲覧履歴や検索履歴を端末に残さない方法
「iPhoneで閲覧履歴や検索履歴の情報を端末に残るのが嫌だ。でも定期的に履歴を削除するのも面倒だ」という方は、プライベートブラウズモードを利用してください。
プライベートブラウズモードの場合、閲覧履歴や検索履歴などの情報が端末に残りません。そのため、「履歴を残したくないから定期的に先ほどの手順を実施する」等をやらずに、Safariを終了すれば、履歴が残っていないという状況になります。
プライベートブラウズモードを有効にする方法
まず、iPhoneのSafariで新しいページを開く際に、画面左下の「プライベート」を選択してください。
これでプライベートブラウズモードとなります。プライベートブラウズモードでは、safariの背景が黒色となります。
iPhoneのChromeのキャッシュ削除方法
iPhoneのブラウザでChromeを使っている場合のキャッシュ削除方法についてご案内いたします。
まず、画面右上の設定マークをタップします。
続いて、「履歴」を選択します。
履歴画面の左下にある「閲覧履歴を消去」を選択します。
次に「閲覧履歴の消去」を選択します。
最後に「閲覧履歴の消去」を選択すると、完了です。
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