iPhoneで写真を撮影しようとした時に「十分な空き容量がありません」と表示されて、写真が撮影できない時ってありますよね。その時に、アプリ内の写真を削除しても空き容量が増えず、「あれ?」と思った経験ってありませんか?
実は写真を削除しても、写真がゴミ箱に移動するだけでゴミ箱の写真はiPhoneの容量を使ってしまいます。そのため、写真を削除してiPhoneの空き容量を増やしたい時は、ゴミ箱の中身も空っぽにする“写真の完全削除”をしなければなりません。
今回は写真を完全削除する方法をお伝えします。また、複数の写真をまとめて削除する一括削除の方法についてもご紹介します。
なお、今回ご紹介する手順はiPhoneのiOS10.3で実施しています。
写真を一括削除する方法
iPhoneの写真アプリで写真を一括削除する方法は2種類あります。
- 日付ごとに一括削除
- スワイプによる一括削除
それぞれの削除方法についてご紹介します。
日付ごとに一括削除
まず写真アプリを起動して、左下の「写真」をタップします。
次に画面右上の「選択」をタップします。
すると、日付の横に「選択」が表示されます。”今日”撮影した写真を全て選択する時は、”今日”の横の選択をタップします。
すると、今日撮影した写真が全て選択されます。
あとは、右下のゴミ箱マークを押せば、削除完了です。ただ、これだけでは完全削除ではないです。(完全削除方法は後述)
スワイプによる一括削除
「日付ごとに削除」の手順と同様に、写真アプリを起動した後画面右上の「選択」をタップします。
その後、一つの写真を選択してからそのまま指を横にスワイプすると、横の写真が全て選択できます。
そのまま下にスワイプすると一気に写真が選択できます。
あとは、右下のゴミ箱マークを押せば、削除完了です。(これも同様に、ここだけでは完全削除ではないです)
容量を減らすためには完全削除が必要
前述した通り、アルバムからゴミ箱へ入れるだけでは、iPhoneの中には写真が残ってしまっているため、空き容量は増えません。
iPhoneのストレージ使用容量を減らすためには、写真を削除した後に、「アルバム」から「最近削除した項目」に移動し、「完全に削除」を実行する必要があります。
写真を完全に削除する手順
まずは削除の前の容量を確認しましょう。「設定」→「一般」→「ストレージとiCloudの使用状況」→「写真とカメラ」を開くと、写真アプリで使用している容量が確認できます。
私のiPhoneではフォトライブラリが1.84GBを使用している状況です。フォトライブラリの容量とは、写真アプリで使っている容量のことです。実際に、写真の完全削除でこちらの容量を減らしてみます
まずは先述の手順で写真アプリから写真を削除して下さい。今回は211枚のバースト写真を削除していきます。
上記の写真削除を行っても容量には何の変化もありません。
ではここから完全に削除の手順を実施していきます。
まず、写真アプリの下にあるメニューで一番右の「アルバム」を開き、「最近削除した項目」を選択してください。
続いて、「最近削除した項目」で右上の「選択」を押下した後、左下に表示される「すべて削除」を押してください。
この手順で写真を削除すると、フォトライブラリの容量が減っていることがわかります。
ちなみにマイフォトストリームなどの容量が増えてしまっているのは、私がブログ用に「完全に削除の手順」を撮影してしまっているからです。笑
というわけで、写真を完全に削除してiPhoneの空き容量を増やす方法についてご紹介しました。アルバムの写真を消したのに空き容量が増えていないという方は、ご確認ください。
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