最近、共働きをする夫婦が増えてきたことに伴い、父親が育児に参加する家庭が増えてきていると思います。
育児に参加すると、当然子どもと接する機会が増えてくると思います。
でも、パパが娘に好かれるのって難しくないですか?
「男の子との接し方や遊び方は何となくわかるけど、娘となるとどう接すればいいのかサッパリ」なんて思っているのは私だけですか!?笑
私の場合はいつも「パパ、嫌い」と娘に言われてとてもショックを受けていました。
でも、娘との接し方を変えることで、劇的ではないですが、すこーしだけ関係が改善しました。
少なくとも「パパ嫌い」とは言われなくなりました。そして、会社から帰った時に「パパー、おかえりー」と言ってくれるようになりました。
これって大きな進歩です。結構、嬉しいです。笑
そこで「パパ嫌い」と言われたくないパパに向けて、「2歳の娘の『パパ嫌い』を改善するためにやった4つのこと」をご紹介したいと思います。
ちなみに、私の対策は時間をかけて解決させるものではないです。パパの気持ちが重要となる対策です。(これ大事)
私の対策が「絶対に効果がある!」とは言い切れませんが、是非試してみてください。
改善前の娘のパパ嫌いはどんなものだったか?
4つの対策をご紹介する前に、まずは私と娘の関係がどのようなものか御紹介します。
私は娘が産まれた時に、「いつかは娘に嫌われるだろうなー」という覚悟はしてました。
とはいえ、娘に嫌われるのは、「小学校の高学年もしくは中学生あたりの思春期に入ってからだろー」と思っていました。
それなのに、娘が2歳になったあたりから、急に嫌われました。
2歳になったあたりから、「パパ、やだー」、「パパ、こっちこないでー」と言われてしまうようになり、
「パパ、好き?」と聞くと、
「好きじゃなーい」、「パパきらーい」と言われました。
まだ言葉をしっかり話せるわけでもないのに、父親への「あなたの事は嫌いです」という意思表示は完璧でした。
ただ、私も娘から嫌われていることについて、
「仕事の都合で、娘と遊ぶ時間を取るのが妻より少ないから嫌われてもしょうがないかー」
と自分に言い聞かせたりもしました。
いやいや、でもこんなはずじゃない。こんなはずじゃないんです。
もっと楽しく子どもと接したいんです。仕事から帰ってきたら「おかえり」ぐらいは言ってほしいんです。笑
何でこんなに『パパ嫌い』なのか?
というわけで何で娘がこんなに『パパ嫌い』なのかについて、調べてみることにしました。
すると、2歳の子どもは「今はパパよりもママのほうが大好き」時期だということがわかりました。
確かに!それはあるかもと思いました。
しかし、こちらの記事にある通り、通過点の『パパ嫌い』が定着してしまうこともあるそうです。
やっぱり、何とか『パパ嫌い』を改善できないかと色々試してみることにしました。
『パパ嫌い』を改善するためにやった4つのこと
2歳の娘がなぜ『パパ嫌い』と言うのか、何をやったら良いのかを考えて、自分なりに頑張ってみました。
妻からもアドバイスを受けながらいくつか試してみて、効果のあったことをご紹介します。
1.娘が遊んでほしがっている時に遊ぶ
「娘と遊んでいるのに、あまり好かれない」という男性が多いのではないでしょうか。でも、それって「自分が遊びたい時だけ娘と遊んでいませんか?」
私は完全にそうなってました。笑
とにかく子どもは気分屋ですよね。(パパ並みに)
なので、自分が遊んでほしい時に遊んでほしいんです。逆に遊びたくない時に、パパが来るとうっとうしいんです。
なぜこれに気がついたかというと、自分を見直さないといけないなーと思っていた時に、妻の対応を見てみました。
すると、妻は子供が遊んでほしい時に遊んであげてるんです!
妻は、自分が料理中に子供から「遊ぼう」と言われても、一緒に料理が出来るように工夫するんです!洗濯物を干している時でも、タオルを渡す役割を与えるなど、なんとか対応するんです!
これには頭が上がりませんでした。妻はえらいなと。「子供と接する時間の問題ではなく、対応の仕方だな」と思いました。
妻から学んだことですが、娘が遊んでほしい時/構ってほしい時に、しっかり対応するのが大事だと思います。
2.オムツを替える
オムツ替えって嫌ですよね。臭いし、汚いし、、、
私も替えたことがないわけではないんですが、妻と比較すると『8:2』ぐらいでした。
あまり気は進みませんでしたが、妻からのアドバイスもあり、自分が家にいる間は積極的にオムツを替えるようにしました。
それで初めて気づいたのが、どうやら2歳の娘もオムツは汚いし、臭いと思ってるみたいです。(そんなことも知らなかったのが恥ずかしいですが。。。)
で、その汚物を綺麗に片付けてくれる人を好きになるみたいです。もっと言うと、オシリを綺麗にしてくれる人を好きになるみたいです。
そして、ここでも妻の対応を見てみると「オムツ綺麗になったね!気持ちいいね!良かったね!」と必ず、何かしら声をかけていました。
きっと、子どもも心の中では「オムツ替えてもらったから、オシリが気持ちよくなった!パパありがとう!」と言っていると思います。
さらにいうと、オムツ交換を嫌がって逃げるようなパパだと、子どもが「パパは自分のことを避けている」と感じるかもしれません。
オムツ交換から逃げずにしっかりオムツと向き合うことが大事だと思います。
3.娘の話は娘の顔を見てきく
基本中の基本ですが大事ですよね。
スマホのゲームをしながら、娘に返事してませんか?
テレビを見ながら、娘に返事してませんか?
(すみません、私がそうでした。)
子どもって親のことをすごく見ています。聞いているのか、聞いていないのか、わかっていると思います。
そして、自分のことを見てくれているかどうかをすごく気にしています。
なぜなら、子どもは注意を引く事が楽しいからです。保育園に行っている子はなおさらです。
先生1人に対して、子どもが6〜7人いるわけです。なので、先生(大人)が自分を見てくれているかどうかってすごく大事みたいです。
基本中の基本ですが、娘に話しかけられた時は、特に娘の顔を見て返事するのが大事だと思います。
4.妻のことを大事にする
子どもってママが大好きですよね。なので、自分が好きなママを大事にしていないパパは嫌いになるみたいです。
そして、「ママがパパを好きじゃないと、子どももパパが好きじゃない」みたいです。
これ、本当に大事だと思います。
ママに嫌われていると、ママと子供の会話で、
「もう、パパの汚い靴下が床に置きっ放しになってるー、ほんとヤダ!」
とか
「パパは料理しても、余計にキッチンが汚れるからヤダわー!」
なんて、影で文句を言われているかもしれません。
すると、子供も「パパ、ヤダ!嫌い!」なんて印象を持ってしまうかもしれません。
なので、ママに好かれておくことが大事なのですが、ママに嫌われてしまうのは多少、しょうがなくて、ママの愛情曲線というものがあります。
ママの愛情曲線
子どもが産まれてから、妻の態度が急変した家庭は多いと思いますが、「ママの愛情曲線」をご存知でしょうか。
出典:http://www1.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/Portals/0/jigyou/wlb/curve.html
妻から夫への愛情は、産後に急速に落ち込みます。このグラフからもわかるように、出産直後〜乳幼児期の間のパパの頑張りが、将来の妻と子どもからの愛情に大きく関係します。
パパのみなさん、仕事も大変ですけど、一緒に頑張りましょう。笑
最後に
この記事を書くにあたって、将来、私が娘とどういう関係になっていたいのかを考えてみました。
その時、ネットで目に留まったのがこちらの『お父さんは愛の人』という動画でした。
『お父さんは愛の人』〜亡き父へ娘が綴った感動の手紙〜
父が認知症になり、懸命の介護の末、亡くなった父に向けた娘の手紙です。
認知症の父を介護していたある日、父から発したある「口癖」の言葉。。。そしてそれに対する娘の「想い」。。。是非一度ご覧ください。
この動画を見て、私は涙が止まりませんでした。そして、自分もこのお父さんに負けないぐらい「娘への愛情が必要だな」と思いました。
この動画の娘さんと同じぐらい愛してもらえるかわかりませんが、いつか自分の娘から感謝してもらえる日がきたら嬉しいなと思います。
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