ふるさと納税を使えば、実質2000円の負担で地域の特産品がもらえます。そんなお得なふるさと納税はどのサイトから申し込んでも同じかというそうでもないんです。
楽天市場からふるさと納税を申し込むと、ポイントによる還元で実質無料で返礼品がもらえます。さらに条件が揃えば、実質無料どころかポイントのお釣りがもらえます!
ふるさと納税を申し込んだ結果、返礼品としてお米やお肉がもらえ、さらにポイントももらえるなんて最高ですよね。今回はそんなお得な楽天市場のふるさと納税についてご紹介します。
楽天市場でのふるさと納税とは?
ふるさと納税のサイトといえば、「ふるさとチョイス」や「さとふる」などが有名ですが、お買い物で有名な楽天市場からもふるさと納税が可能なんです。
こちらの楽天市場のふるさと納税サイトから通常の楽天市場と同じお買い物方法でふるさと納税が可能です。
楽天市場のふるさと納税は通常の買い物と同じ
楽天市場のふるさと納税は楽天市場で買い物とする時とほとんど同じ操作で出来ちゃいます。
まず、楽天市場でふるさと納税品を選択します。(下の画像はスマホの楽天市場アプリを用いた画面です。)
ページの下段にある「買い物かごに入れる」を選択して、いつもと同じ注文手続きをすればOKです。
ポイント還元率が5%~10%は当たり前
ふるさと納税を楽天市場で行うと、通常の楽天市場と同様にポイントがもらえます。また、楽天市場のふるさと納税はキャンペーンを実施していることが多く、ポイント10倍が比較的簡単にもらえます。
また、楽天市場で1万円以上の買い物をすると結構な買い物ですが、ふるさと納税での1万円以上の納税は比較的よくあることかと思います。その1万円に対して5%や10%のポイントが付くため、かなりお得です。
楽天市場でふるさと納税した場合のポイント
ここからは楽天市場でふるさと納税した場合に、どの程度のポイントが得られるか、その条件についてご紹介します。
楽天カードとスマホがあれば最低でも5%のポイント還元
楽天カードとスマホを持っている人であれば、最低でも5%の還元が得られます。5%のポイントの内訳は以下の通りです。
- 楽天市場からふるさと納税すると+1%
- 楽天カード決済でふるさと納税すると+3%
- スマホの楽天市場アプリからふるさと納税すると+1%
上記の通り楽天カードが楽天市場で買い物をすれば、4%の還元は得られます。さらにスマホを持っている方はスマホで楽天市場アプリをダウンロードして、アプリから買い物するだけで+1%です。
ちなみに、私も楽天市場のアプリを使ってふるさと納税しています。楽天市場はサイトからでもアプリからでも使い勝手はほとんど変わりませんのでアプリを使った方が絶対お得です。
ふるさと納税に積極的な自治体の場合はポイント還元が+9%
大阪府泉佐野市や静岡県焼津市など、ふるさと納税に積極的に取り組んでいる自治体の場合、ほとんどの期間で+9%のポイント還元キャンペーンを行っています。
これに先ほどの楽天カードの利用と楽天市場のアプリを使えば、なんと合計14%のポイント還元が得られるのです。
14%のポイント還元の場合、15,000円以上の寄付で自己負担の2,100円以上のポイントがもらえるため、実質無料でふるさと納税が行えることになります。
これは本当にお得です!ふるさと納税して、お礼の品に加えてポイントまでもらえるなんて、楽天市場のふるさと納税はほんとにすごいですよね。
楽天モバイルユーザなどもポイント還元あり
その他にも、楽天市場のお得なポイント制度はあります!
- 楽天モバイルを使用しているなら+1%
- 楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカード利用なら+1%
- 楽天スーパーセール、お買い物マラソンで+9%
まず1点目の楽天モバイルとは、楽天が提供している格安スマホのことです。月額2,000円前後で利用できるお得なスマホのことですが、このスマホを使っている方なら+1%のポイントがもらえます。
続いて、2点目の楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカードは年会費のかかるカードです。楽天ゴールドカードは年会費2,160円で、楽天プレミアムカードは年会費が10,800円ですが、還元率はどちら+1%です。(カードの詳細な比較はこちらの別サイトを参考にしてください)
最後に3点目の楽天スーパーセールやお買い物マラソンですが、これらは特定の期間に楽天市場で実施されるセールのことです。
楽天スーパーセールとは様々な商品のポイント還元率が増えるセールのことです。お買い物マラソンとは、期間中に複数のお店で買い物を行うたびに、もらえるポイントがあがっていくというセールです。
楽天スーパーセール・お買い物マラソンはいつ開催される?
楽天スーパーセールは四半期に一度開催される傾向にあります。大体「3月、6月、9月、12月のはじめの週末」に開催されるようです。開催期間は大体3日、4日程度です。
また、「お買い物マラソンは1月、2月、4月、5月、7月、8月、10月、11月の上旬~中旬」に開催されるようです。どうやら、スーパーセールが実施されない月に実施されることが多いです。
楽天市場とふるさとチョイスでふるさと納税した場合の比較
では、実際に「楽天市場」と「ふるさとチョイス」の2サイトでふるさと納税した場合にどれぐらい違いがあるのかについて実例をもとにご紹介します。
ふるさとチョイスはふるさと納税のサイトとして1,2を争うほど有名であり、私も何度か利用したことがあります。
今回は以下のお礼の品で比較してみました。
お礼の品:005-034 超特大ボイルずわいがに足5L4肩×3個
ふるさとチョイスで納税した場合
まず、ふるさとチョイスの画面上部でお礼の品の番号「005 034」を検索します。
すると、該当のお礼の品が出てきますので、「寄付を申し込み」をクリックして手続きします。ふるさとチョイスではこのようにポイントはもらえず、単に寄付をして終了です。
楽天市場でふるさと納税を行った場合
続いて楽天市場でふるさと納税を行った場合です。
楽天市場アプリを用いて同じお礼の品を検索します。検索窓に「ふるさと納税 005 034」と入力すると、すぐに見つけられます。
この商品はポイント10倍になっていたため、楽天市場や楽天カードの利用ポイントも合わせて計14%のポイント還元率となり、7,000円分のポイントがもらえます。
ふるさとチョイスと楽天市場の比較結果
ふるさとチョイスと楽天市場でふるさと納税した場合の比較結果は以下の表の通りです。
ふるさと チョイス | 楽天市場 | |
自己負担 (寄付金額) | -2,000円 (-50,000円) | |
ポイント | 0 | 7,000円相当 (ポイント) |
収支 | -2,000円 | +5,000円 |
楽天市場は返礼品が無料でもらえてさらに5,000円のポイントが付いてきます。とんでもないですね。笑
なお、今回ご紹介した例は楽天市場が有利な例を取り上げました。正直申し上げて、全部のお礼の品がこれだけ差が出るわけではないです。
ただ、静岡県焼津市のようにはふるさと納税に積極的な自治体の場合は、楽天スーパーセールの時期などに関わらず、ポイント10倍になっているが多いため非常にお得です。
楽天市場でふるさと納税した時のポイント以外のメリット
クレジットカードや送付先住所等の入力が省略可能
楽天市場での買い物と同じようにふるさと納税ができますので、送付先住所やクレジットカードの入力等が不要です。数回クリックすれば、ふるさと納税の申し込みが完了します。
ちなみに、ふるさと納税サイトによっては、マイページ機能がなく、毎回送付先住所やクレジットカード情報等を入力する必要があったりします。
ふるさと納税を実施したことがある人はわかると思いますが、毎回自分の住所を入れたり、クレジットカードを入れるのってとんでもなく大変ですのでこの機能は大事ですよ。
楽天ポイントで寄付が可能
楽天でもらったポイントを使ってふるさと納税することができます。現金なしでふるさと納税できるのはなかなか魅力的です。
ちなみに、期間限定のポイントでもふるさと納税ができるため、期限が近づいたポイントを消化するのもありです。
クレジットカード決済が可能
当たり前と思ってしまうかもしれませんが、意外とクレジットカード決済ができないサイトがあったりします。(ふるさとチョイスは一部の自治体でクレジットカード不可)
楽天市場では当然クレジットカードが使えますので、クレジットカードを使うことによるポイントも貯めることができます。
楽天で申し込む際の注意点
楽天市場の注文者情報が寄付者となる
楽天市場では注文者情報が寄付者の住民票の情報となります。
そのため、注文時に住所や氏名が住民票と同じかを確認する必要があります。送信者情報とは異なるので注意が必要です。
楽天市場のアプリでは以下のように注意喚起されています。
家族の楽天カードを借りてふるさと納税はできない
「楽天でふるさと納税かー、自分は楽天カード持っていないから嫁の楽天カード使って申し込もう」という場合、嫁さんがふるさと納税することになってしまいます。
また、楽天カードでクレジットカード払いをするときは、クレジットカードの名義人と寄付者の氏名が一致する必要があります。
つまり、「嫁の楽天カードを使って夫がふるさと納税を行えない」のでご注意ください。
楽天のQ&Aにもバッチリ書かれています。
必ず寄附をする方の名義のクレジットカードをご利用ください。 他人の名義の場合は、キャンセルさせていただきますのでご注意ください。
参考:楽天ふるさと納税Q&A
ふるさと納税の自治体数が少ない
ふるさとチョイスはポイントが付くことはないですが、全国1,788自治体全ての自治体にふるさと納税の寄附ができるのが魅力です。
一方で、楽天の場合は寄付できる自治体数は2017年3月時点で190程度と少ないです。(楽天市場に参加している自治体一覧はこちら)
しかし、2016年10月に100自治体を突破したニュースが出ており、それから約半年で倍増しています。さらに近々参加予定の自治体も明らかになっており、まだまだ増加していくと思います。
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