ルンバを動かしても「ゴミを吸わないなー、そろそろ買い替えた時かな」と思っていた時に、自分で分解掃除ができるということを知りました。
最後の手段と思って試しに分解掃除をやってみたところ、ルンバが完全復活しました!
完全復活は少しおおげさかもしれませんが、1回で集めるゴミの量がかなり増えました。
というわけで、今回はルンバの分解掃除方法と準備するものなどをご紹介します。
「ルンバがゴミを吸わない」と思っているけど、一度も分解掃除をしたことがないという方は、ぜひ一度試してください。
なお、今回私が掃除したのはルンバ760シリーズです。
ルンバ分解掃除前の事前準備
用意するもの
ルンバを分解掃除する時に、用意するものは以下の通りです。
- プラスドライバー(なるべく細長いドライバー)
- ルンバ本体付属のお手入れリング(写真の左下)
- ルンバ本体付属のカッター(写真の中央下)
- 交換用のルンバのフィルターやブラシ等(写真の中央)
- クイックルワイパーなどのルンバを拭くためのシート(写真の左上)
- 新聞紙や広告など、下に敷くもの
- 掃除機(ルンバに付着したゴミを吸い込むために)
- マスク(ホコリが舞うので)
プラスドライバーはルンバのダスト容器を外すために必要です。このダスト容器のネジは異常に細長いです。(どれぐらい細長いかは後ほど、写真付きで紹介します)
私は百均のDAISOで売っていたドライバーを使いましたが、なるべく細くて小さいものを用意していください。
ルンバの部品説明
ルンバの掃除に入る前に、各部品の名称についてご紹介します。なお、私のルンバは760シリーズです。シリーズによって、部品が異なるのでご注意ください。
エッジクリーニングブラシ
まずはエッジクリーニングブラシです。ルンバを動かしている時でも、このブラシが回転していることはわかると思います。
このブラシの役目は隅に集まったゴミを掻き出すことです。
フレキシブルブラシ
フレキシブルブラシはゴムのような素材でできています。フローリングを掃除するためのブラシです。
メインブラシ
メインブラシはカーペットや畳などの隙間内に入り込んだゴミを掃除するためのブラシです。
メインブラシモジュール
メインブラシとフレキシブルブラシを格納しているモジュールです。メインブラシモジュールもしくはエンハンスドクリーニングヘッドと呼ばれています。
ダスト容器
ダスト容器は溜まったゴミを捨てるため、普段からよく使う部品だと思います。
フィルター
フィルターはダスト容器の中に入っています。フィルターはかなりゴミがつきやすいので、定期的な掃除、交換が必要です。
ルンバの分解掃除
ルンバ掃除のビフォーアフター
まず掃除のビフォーアフターについて紹介します。
こちらは掃除前のルンバです。
「き、きたない。汚すぎる。それにエッジクリーンブラシが折れて1本なくなってる」
掃除後のルンバです。
写真ではあまり伝わらないかもしれませんが、見違えるほど綺麗になりました。そして、フィルターやブラシに付着していたゴミがなくなったので、かなりゴミを吸い込んでくれるようになりました!
ではこれ以降、分解掃除のやり方についてご紹介していきます。
メインブラシとフレキシブルブラシの掃除
まずはメインブラシとフレキシブルブラシの掃除です。
メインブラシとフレキシブルブラシはメインブラシモジュールに格納されています。
まずはメインブラシモジュールの黄色のツマミを外して持ち上げてください。
その後、メインブラシモジュールのカバーを外し、メインブラシとフレキシブルブラシを取り出してください。
メインブラシとフレキシブルブラシの掃除には、ルンバ付属のお手入れカッターとお手入れリングを使います。
まずはブラシの黄色のキャップを外し、ブラシに巻きついている糸くずやホコリをカッターで切ります。
糸くずなどがなくなるまで、何度も何度もやります。ルンバのお手入れカッターの使い方がわかっていませんでしたが、非常に便利です。
フレキシブルブラシは糸くずがなくなった後、仕上げに雑巾などでホコリを拭き取ればOKです。
続いて、メインブラシです。メインブラシに巻きついているホコリなどはお手入れリングを使って取り除きます。これもホコリが取れなくなるまで、何回もやってください。
取り除いたホコリやゴミはゴミ袋に入れ、粉のように細かいものは掃除機で吸いながら掃除してください。
エッジクリーニングブラシの掃除、付け替え
次はエッジクリーニングブラシの掃除と付け替えを行います。我が家の場合はブラシの1本が折れてなくなってしまっていました。
まずはネジを外します。中のホコリを掃除します。「こんなところにもホコリが溜まってる。。」これは分解掃除しないと絶対気づかないですね。
中を掃除して、付け替えると気持ちいいですね。ゴミを掻き出してくれる気がします。
ちなみに、エッジクリーニングブラシは公式サイトで購入しようとすると、約2,000円もします。
互換商品であれば、エッジクリーニングブラシ、メインブラシ、フレキシブルブラシの3点セットが約1,500円程度で購入できます。
OrangeLineという会社の製品であれば、互換性とはいえ60日間ですが、保証もついてきます。互換性も検討してみてください。
ダスト容器の掃除とフィルタの入れ替え
次はダスト容器です。ダスト容器にゴミが溜まれば、ダスト容器をルンバから外してゴミを捨てるというのは日頃からやっていることだと思います。
今回はダスト容器自体の掃除とフィルタの入れ替えも行います。
ダスト容器の掃除
まずはダスト容器を外します。ネジが6箇所あるのでこれを外してください。
冒頭の用意するものでも書きましたが、ネジを外すための穴はかなり細長いので、注意してください。
ダスト容器のネジ穴を横から見ると、かなり細長いのがわかります。なぜこんなに長くしたのかは不明です。
(why japanese people?あ、ルンバは海外のアイロボット製ですね)
ネジを外したあとはダスト容器を水洗いして、乾かしておきます。
フィルターの入れ替え
次にフィルターの入れ替えを行います。
ダスト容器のフタを外した後、フィルターも外せるようになります。
フィルターにもゴミが大量に挟まっています。(ここを掃除しておかないと、ゴミの吸い込みが弱くなりそう。。。)
フィルターのゴミはトントンすればいっぱい落ちました。ただ、フィルターは付け替えるので、しっかり掃除せずに捨てちゃいました。
やはり、新しいものに変えると気持ちいいですね。
ルンバの底のフタを外して掃除
次に、ルンバの底のフタを外してルンバの中を掃除していきます。
ネジを外す場所は全部で5箇所あります。
フタを外すとこんな感じです。
続いて、ルンバのブラシモジュールを外します。
ここからは掃除機でホコリを吸い取りました。
あ、すみません。ここで、だんだん写真を撮る余裕がなくなってきました。笑
ルンバのバッテリー交換
ここでついでにルンバのバッテリーも交換しました。
バッテリーの交換に関する詳細はこちらの記事をご覧ください。

最後に、部品をもとに戻して完了です。
まとめ
今回はルンバの分解掃除方法についてご紹介しました。色々と準備して臨みましたが、トータルで約30〜40分ほどかかりました。
掃除後にルンバを動かすと1回でダスト容器に溜まるゴミの量がかなり増えました。ゴミを集める力が購入時に戻った感じがします。
結構手間ですが、ルンバの分解掃除は半年に1回もしくは1年に1回は必要だなと感じました。
コメント