ついにソフトバンクの回線を使った格安SIMが飛騨高山ケーブルネットワークという会社から誕生しました。
2016年8月22日から「Hitスマホ(ヒットスマホ)」という名称で格安SIMが発売される予定です。
今までこのブログでは、「ソフトバンクのiPhoneでは簡単に格安SIMに移行できない理由やそれに対する対処方法」について紹介してきました。




今回、ソフトバンクの回線を使った格安SIMが誕生したことで、ソフトバンクのiPhoneユーザが簡単に格安SIMに移行できるかもしれないということで、調査してみました。
ソフトバンク格安SIMの料金とサービス内容
まずは「Hitスマホ」の料金とサービス内容について確認します。
基本データ量と料金
基本データ量 | 通常料金 | 飛騨高山ケーブルネットワーク加入者 |
---|---|---|
3GB | 1,980円/月 | 1,580円/月 |
5GB | 2,380円/月 | 1,980円/月 |
10GB | 3,380円/月 | 2,980円/月 |
現在出ている格安SIM(IIJmioやOCNモバイル等)は、3GBで972円/月が主流なので、約2倍の価格に設定されています。それだけ付加価値があると考えているのでしょう。
また、最低利用期間は12カ月となっており、12カ月未満の解約には解約違約金10,000円がかかるようです。
その他、通話料金や留守番電話サービス等のオプション料金は以下のようになっています。
メニュー | 料金 |
---|---|
国内通話料金 | 20円/30秒 |
SMS送信料 | 3円/通 |
留守番電話 | 300円/月 |
ナンバーブロック | 100円/月 |
USIMカード再発行手数料 | 3,000円 |
上記以外の料金メニューの詳細はこちらをご覧ください。
国内通話料金が書かれているため、音声通話付きのSIMであることは間違いないのですが、データ通信のみのSIMがあるかについては現時点ではわからないです。
これでソフトバンクのiPhoneユーザは格安SIMに移行できる?
私はこれでソフトバンクのiPhoneユーザが簡単に格安SIMに移行できるのかなと思っていました。
しかし、このソフトバンクの格安SIMの対応機種をホームページから引用すると、以下のようになっています。
富士通 arrows M03、FREETEL SAMURAI MIYABI(雅)、Priori3 LTE など
最後の「など」に何が含まれているかはわかりませんが、ソフトバンクのiPhoneが動作するという記載は見当たりませんでした。
なお、mineo(Aプラン)という格安SIMではauの回線を利用しており、そのプランではauで購入したiPhoneを動作保証しているとホームページに掲載されております。(詳細はこちら)
飛騨高山ケーブルネットワークに問い合わせしてみた結果
ホームページの記載だけではわからなかったため、飛騨高山ケーブルネットワークに問い合わせしてみました。
その結果は「ソフトバンクの端末でも、SIMロック解除は必要」とのこと。SBパートナーズがプレスリリースしていたぐらいなので、かなり期待したのですが、残念です。。。
他にも確認した方がいらっしゃるようで、当然、同じ回答を受けたようです。みんな考えることは同じのようですね。(笑)
まとめ
結局のところ、ソフトバンクのiPhone5sや6を使っている人が、この格安SIMを購入しても、そのまま使うことはできません。
ついに2017年3月22日から日本通信より格安SIMが販売されることとなりました。これによりSIMロック解除されていないソフトバンクのiPhoneとiPadでも格安SIMが使えるようになります。まだ詳細な料金や容量などは発表されていませんが発表され次第、本記事も更新したいと思います。
なお、現時点で公表されている情報の詳細は日本通信のプレスリリースを御覧ください。
日本通信より発売されるソフトバンクの格安SIMの詳細が発表されました。料金プランや販売店等については以下の記事をご覧ください。


格安SIMに移行したい方は、ルータ含めた3台持ちか、中古のiPhone(auもしくはdocomo)を買い直すかのどちらかですね。
詳細はこちらの記事を参考にしてください。




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