平日の昼に鮫洲運転免許試験場で「自動車運転免許の更新」と「住所変更」をしてきました。免許更新のハガキを持っていませんでしたが何の問題もなく、約1時間で免許更新が完了しました。
免許更新は、行く場所や時間帯を間違えると2時間程度かかってしまうことが多いです。その中で、1時間で終わるのが概ね最速だと思います。
今回の記事は以下3点についてご紹介します。
- 鮫洲運転免許試験場の場所、手続きの流れ
- 免許更新を最速で終わらせるポイント
- 平日と日曜の混雑状況や所要時間の違い
これから鮫洲運転免許試験場で免許更新しようかなと考えている方の参考になれば幸いです。
鮫洲運転免許試験場とは
鮫洲運転免許試験場のアクセス
電話:03-3474-1374
参考 鮫洲運転免許試験場
鮫洲運転免許試験場(鮫洲免許センター)は京急本線「鮫洲駅」から徒歩5〜6分ほどにある運転免許試験場です。
少しアクセスは悪いですが、東京都の免許試験場の中でも空いている方で、2013年に建物が新しくなっており、試験場の中は非常に綺麗です。また、免許を更新するシステムも新しくなっており、免許発行までの時間が短いことも特徴です。
鮫洲運転免許試験場以外のおすすめの免許更新場所は「東京都の免許更新まとめ!混雑状況は?おすすめの免許更新場所は?」をご覧ください。
講習区分ごとの受付時間、手数料
免許更新の受付時間や手数料は、優良運転者や初回更新者などの講習区分によって異なります。
特に「初回更新者、一般更新者、違反運転者」の方は、講義の時間が長くなるため、受付時間が短くなっていたり、手数料が高くなっていますので、ご注意ください。
優良運転者の受付時間、手数料
【平日】8:30〜16:00
【日曜】8:30~11:30、13:00~16:00
【手数料】3,000円
一般運転者の受付時間、手数料
【平日】8:30〜15:00
【日曜】8:30~11:00、13:00~15:00
【手数料】3,300円
初回、違反運転者の受付時間、手数料
【平日】8:30〜14:00
【日曜】8:30~11:00、13:00~14:00
【手数料】3,850円
高齢者講習終了者の受付時間、手数料
【平日】8:30〜16:00
【日曜】8:30~11:30、13:00~16:00
【手数料】2,500円
免許更新時の持ち物
免許更新時の持ち物は全員共通です。
- 免許証 必須
- 更新料 必須
- 更新ハガキ
免許証と更新料を持っておけば、免許更新ができますよ。
ちなみに、クリアファイルを持っていくと便利です。
手続き中に何枚かの紙を持ったまま列に並んだり、移動するため、クリアファイルがあると落とす心配がなくなります。
更新ハガキがなくても免許更新可能
更新ハガキがなくても免許証の更新は可能です。
最初の総合受付で「ハガキありますか?」と聞かれるのでそこで、「ありません」と答えます。
書類に名前を書いたりするなど、多少の手間が増えますが、手続き内容や所要時間はほとんど変わりません。
ちなみに、免許証の住所変更をしていないと免許更新ハガキが届きません。免許更新ハガキが届かないと、免許更新のタイミングを忘れてしまう方が大勢いるので、注意が必要です。
ちなみに、免許更新と同時に住所変更も可能です。私も免許更新とあわせて、運転免許証の住所変更も実施しました。所要時間も+1〜2分で、手数料は無料です。
住所変更を行うなら新しい住所を確認できる書類が必要
住所変更を行う場合は新しい住所を確認出来る書類が必要となります。住所を確認出来る書類について、以下の警視庁のホームページから引用した情報をご確認ください。
- 住民票(提示のみ。マイナンバー(個人番号)が記載されていないもの。コピーは不可。)
- マイナンバーカード(個人番号カード)
- 健康保険証
- 消印付郵便物
- 住所が確認できる公共料金の領収証
- 在留カードなど
ただし、消印のないダイレクトメールや年賀状は除きます。
持参した写真を運転免許証の写真にすることが可能
通常であれば、運転免許証の写真は鮫洲試験場の手続きの途中で撮影します。
しかし、「免許証の写真は自分が気に入った写真が良い!」という方、朗報です。運転免許証は持参した写真での更新も可能です。
ただし、通常の更新手続よりも免許証の交付時間が遅くなるそうです。また、写真の撮り方にも色々とルールがあるそうです。
写真のルールについては警視庁のホームページをご覧ください。
そこまでこだわらない方は、鮫洲運転免許試験場で写真を撮影するほうが良いです。キメ顔の練習は家でやっておきましょう。
子供連れでも免許更新が可能
鮫洲試験場には、「授乳室付きのベビールーム」や「母子ルーム付きの講習室」があり、小さい子供と一緒に免許更新が可能となっています。
私が行った時も試験場内をベビーカーの方や抱っこ紐の方がいらっしゃいました。
ただ、注意点として他の受講者の迷惑にならないようにするというのが必要みたいです。子を持つ親の気持ちとしてはそれが一番難しいですよね。。。。
お子様連れで講習を受講することも可能ですが、その際には他の受講者の方の迷惑とならないようご配慮をお願いします。
万が一、講習に差し支えるような場合には、退室していただくこともあります。その場合には、最初から講習を受講していただくこととなりますので、あらかじめご承知おきください。
免許更新の手続き
私の免許更新時の前提条件は以下4点です。
- 優良運転者の手続き
- 更新ハガキなし
- 運転免許証の住所変更も同時に実施
- 平日の昼に免許更新
それでは、順番に免許更新時の手続きと所要時間についてご紹介します。
1.総合受付
鮫洲運転免許センターの入り口を入って、左奥にある窓口が一番最初の受付です。(いきなりコレがわかりづらい。。。)
ここで免許証と更新ハガキを提示します。
この受付で、「更新ハガキがない」や「運転免許証の住所変更もしたい」などを伝えます。すると、手渡される紙に「名前や生年月日等」と「新しい住所」も書くように言われます。
おそらく更新ハガキを忘れた場合の違いはここで名前や生年月日などの記載する項目が増えるだけだと思います。(だからと言って、忘れていいわけではないと思いますが。笑)
所要時間:3分
2.住所確認(住所変更が必要な方のみ)
運転免許証の住所変更が必要な場合は、入り口近くの窓口で住所確認を行います。住所が確認出来る書類を渡して確認してもらうだけですぐ終わります。
所要時間:1分
3.手数料支払い
フロア内の左奥の窓口で、免許更新の手数料(優良運転者の場合は3,000円)を支払います。
所要時間:1分
4,登録カードの作成
暗証番号を2つ入力して登録カードを作成します。(番号は同じでも良いです)
このカードは一番最後に新しい免許証が発行された後、免許証の本籍地が正しいかを確認する時に使います。
最近の運転免許証は本籍地をカードに表示せずに、カードの中のICチップに本籍地の情報を保持しているそうです。ここで入力した暗証番号はカードから本籍地を読み取るためのものです。
ちなみに、「登録カード」と呼ばれていますが、実際はペラッペラな紙です。この紙を失くしても、免許が発行できなくなるわけではないですが、本籍地を確認できなくなるのでご注意ください。
所要時間:1分
5.適性検査
適性検査とは、視力検査のことです。視力検査自体はすぐ終わりますが、待ち時間がもっとも長く、行列が出来ていました。
所要時間:11分(検査1分+待ち時間10分)
6.旧免許証の失効
入り口近くの窓口で旧免許証を提示し、穴をあけて失効してもらいます。
所要時間:3分
7.写真撮影
運転免許証の写真を撮影します。
私は、キメ顔を作ることに集中していたのですが、係りの方から「猫背になってます。背筋を伸ばしてアゴを引いてください」と2〜3回言われて、意識がアゴにいった状態で撮影されました。
結果、ニヤケ顔の写真が出来上がりました。猫背の方はお気をつけください。
所要時間:3分
8.講習
次に2Fにあがり、講習を受けます。優良運転者の場合は講習時間が30分です。
この講習を受ける際、講習までの待ち時間を最小限にすることが免許更新の時間短縮で一番大事なポイントです。
そのため、講習の開始時刻は必ず事前に調べておいてください。1回の講習を受けそびれると、30分〜1時間ぐらい待たされてしまいます。
講習開始時刻を調べたら、自分が受けようと思う講習開始時刻の約30〜40分前から、鮫洲運転免許試験場に到着して、手続きを進めるようにしてください。
ちなみに、私の場合は平日の昼間に行き、約25分前から手続きを開始しました。途中の移動は軽い小走りでギリギリ講習に間に合い、待ち時間なしで講習を受けられました。
所要時間:30分+待ち時間
9.免許証の受け渡し
講義が終わった頃にちょうど免許証ができています。(さすが最新のシステムですね。講義のおじちゃんが最新システムのことを自慢げに話してしました)
所要時間:1分
10.本籍地の確認
登録カードに記載した暗証番号を入力して、免許証の本籍地が正しく登録されているかを確認します。
講師の方が「本籍地の確認は任意」と言っていましたが、一応確認しておいた方が良いと思います。
所要時間:1分
これで、終了です。お疲れ様でした。
私の場合はこんな感じで約1時間程度で終わりました。
平日でも日曜でも免許更新にかかる時間はあまり変わらない!
私が平日に免許更新に行ったのは混雑を避けるために行きました。
ですが、平日でも日曜でも免許更新にかかる時間はあまり変わらないのではないかな?と思います。
なぜかいうと平日の場合だと窓口が4つあっても全て開放せずに、2つの窓口だけで処理するなどの運用になっていたからです。
実際に私の妻は日曜日に、鮫洲運転免許試験場の免許更新に行きましたが、1時間ちょっとで終わったらしいです。
そのため、混雑を避けるために無理に平日に行かなくても所要時間は変わらないと思います。
鮫洲運転免許試験場の混雑予想
実は、鮫洲運転免許試験場の混雑予想について、警視庁のホームページから確認できます。
同じ日曜日でも、混雑しそうな日とそうでない日があったりするので、参考にしてみてください。
ちなみに、この混雑予想カレンダーを見ると、府中運転免許試験場と江東運転免許試験場に比べて、鮫洲運転免許試験場が空いていることがわかります。
アクセスが多少悪いかもしれませんが、免許更新は鮫洲運転免許試験場ががおすすめです。
鮫洲運転免許試験場までのアクセス
電車で行く場合
電車で行く場合、鮫洲駅から歩くのが最も近いです。徒歩8分となっていますが、信号もほぼないため、実質5分ぐらいで着きます。
また、鮫洲駅から鮫洲試験場までの道は入り組んでいるのですが、ほぼ全ての曲がり角で看板が出ているため、初めて行く人でも迷わずに行けます。
鮫洲駅から鮫洲試験場までの道順
改札を出て右に曲がると、パチンコ屋さんがあります。パチンコ屋さんを右に曲がってください。
続いて写真屋さんを左に曲がってください。
ファミリーマートのある交差点を通り過ぎ、突き当たり、T字路の交差点を左に曲がります。
続いて飲食店のある交差点を右です。
そのまま進んでマンションの前の交差点を右です。
マンション沿いに歩いていき、最初の交差点を左に曲がります。
そのまま進んでいくと目の前に鮫洲試験場が見えてきます。信号を渡って左に行けば、鮫洲試験場の入り口があります。
バスで行く場合
バスで鮫洲試験場に行く場合は「JR品川駅経由」と「JR目黒駅経由」の2種類があります。
JR品川駅経由の場合
JR品川駅の高輪口にあるバス乗り場から都営バス(品93)の「大井競馬場行」に乗車します。下車するバス停は「鮫洲運転免許試験場前(東京運輸支局前)」です。
なお、所要時間は約15分です。
JR目黒駅経由の場合
JR目黒駅の都営バス(品93)の「大井競馬場行」に乗車します。下車するバス停は「鮫洲運転免許試験場前(東京運輸支局前)」です。
なお、所要時間は約25分です。
参考 目黒駅前品93バス時刻表
まとめ
鮫洲運転免許試験場で優良運転者が免許更新時に行う手続きと所要時間についてご紹介しました。
所要時間を短縮するポイントは「講義開始前の40〜50分前から手続き開始」することです。混雑具合によって前後するとは思いますのであくまで目安として御考え下さい。
また、平日でも日曜でも免許更新の混雑はあまり変わらないと思います。
試験場の職員の方が「鮫洲運転免許試験場は綺麗になって免許更新がスムーズになった」とおっしゃっていたので、自動化がかなり進んでいるのかなと思います。
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