All in one SEO Packを削除して検索順位はどうなった？サーバの負荷は下がるのか？

Cocoon

2019.02.05

先日、All in one SEO Packを削除して、CocoonのSEO機能でメタディスクリプション等の出力を行うように見直しました。

今回は、All in one SEO Packを削除してCocoonに移行した後に検索順位などがどうなったかについてまとめました。調査したのは以下の3項目です。

「All in one SEO PackからCocoonのSEO設定機能に移行しようかな」と考えている方の参考になれば幸いです。

1.検索順位は変わったか？

まずは検索順位ですが、ほとんど変わりませんでした。（微増）

下の画像の赤線部分が「All in one SEO Pack」を削除して、Cocoonに移行したタイミングです。検索順位は「緑線」で、微増になっています。

その他、表示件数「赤線」、クリック数「青線」ともに微増となっています。

全体的に微増という結果ですが、必ずしも「All in one SEO Packを削除した影響」とは言い切れないと思ってます。

（この期間に記事を追加したり、リライトしたりしているため）

ただ、「検索順位が大きく下がる」みたいなことはなかったです。私も一番気にしていたことだったのでとりあえず安心しました。

サーバの負荷となるCPU使用率は減少しました。

上図の赤線が「All in one SEO Pack」を削除したタイミングです。図の下から少しだけ出ている、緑棒がCPU使用率の平均値で、青棒がデータベースによるメモリ使用率です。

「CPU使用率の平均値（緑棒）」と「データベースによるメモリ使用率（青棒）」が赤線より右にいくと、かなり短い棒になっていることがわかると思います。

もともと、「All in one SEO Packはサーバに負荷がかかるから削除した方が良い」と思っていたプラグインでしたので、その目的通りとなってよかったです。

最後に、サイトの速度です。

サイトの速度を計測したのは「PageSpeed Insights」と「GTmetrix」で計測しました。

まずは、GTmetrixの結果です。

Performance ScoresもFully LoadedTimeともに、良好な結果です。

続いて、「Page Speed Insights」の結果です。

こちらもモバイル、パソコンともに良好な結果となっています。

まずは、GTmetrixの結果です。

「Performance Scores」が若干下がり、「Fully LoadedTime」が若干速くなっていますが、誤差の範囲かと思います。

ほぼ変わらないという結果となりました。

次に、PageSpeed Insightsの結果です。

モバイルが大幅に悪化しています。

ただ、これは「PageSpeed Insightsの仕様変更」があり、それの結果によるものだと思われます。

（すみません、仕様変更前のもので比較できればよかったのですが。。。）

結果がわかりづらくなってしまいましたが、PageSpeed Insightsとパソコンの結果から、All in one SEO Packを削除してもサイトの速度は変わらないという結果かと思います。

All in one SEO Packを削除した結果、サイトの速度と検索順位はほとんど変わらないという結果になりましたが、サーバの負荷が減少しました。

All in ose SEO Packはサーバの負荷が大きいプラグインとして有名です。今回、サイトの速度はほぼ変わりませんでしたが、サーバの負荷を減らしておくことで、ピーク時間帯でのサイト速度が安定する、速度が速くなる等、必ず効果はあると思います。余計なプラグインは削除してしまいましょう。

今回、All in one SEO Packを削除した結果、サーバの負荷が下がったことは、個人的には非常に満足でした。参考になれば幸いです。